ウクライナ国籍のヤロスラフ・ヴァシンスキー被告(24歳)が、米国でランサムウェア攻撃を2500回以上実施し、700万ドル以上の身代金を要求した罪で、懲役13年7ヶ月の判決を受け、1600万ドル以上の賠償金支払いを命じられました。
ヴァシンスキー被告は、日本でも有名なSodinokibi/REvilのとして知られるランサムウェアを使用し、被害者のコンピューターデータを暗号化。被害者から暗号通貨で身代金を要求し、その収益を隠蔽するために暗号通貨交換所や暗号通貨のミキシングサービスを利用しました。身代金の支払いを拒否された場合には、被害者のデータを公開する脅迫も行っていました。
ヴァシンスキー被告は以前、テキサス州北部地区で詐欺行為とコンピューター関連犯罪、資金洗浄共謀など11件の起訴を受け、罪を認めていました。彼はポーランドからアメリカに引き渡された後、この判決を受けました。またFBIにより、ビットコイン約40と610万ドル相当の米ドルが没収されました。